山間屋とは

四万十の山問屋として、
生きていく。

高知県の西側、
四万十川の中流域に位置する西土佐。
山間屋は、西土佐の日常の生活を
【可視化】する山の問屋です。

地域にある「風景」を、
「知恵」と「取組」で引継ぎながら
古くて新しい、地場のものを活かします。

地域にある「めぐみ」と「なかま」の力を借りて、
知恵を出し、これからの「仕事」をつくります。

スタッフの紹介

中脇裕美の顔写真

中脇裕美

旧西土佐村役場(現四万十市役所)を早期退職し、「西土佐の山問屋山間屋」を創業。『地食料理研究家』として、地域の食材や料理を通じて、地域の食をよりたくさんの人に伝え、これからに残していきたいと考えています。

中脇夢之進の顔写真

中脇夢之進

大学卒業後、地元金融機関に勤務。その後、金融機関を早期退職し、山間屋にて仕事に従事。ここで生活し、商いをさせてもらっている四万十川。この雄大な自然を後世にきちんと残すことで、四万十へ恩返しをしたいと考えています。

山間屋のあゆみ

看板「川のほとりの小さなケーキ屋さん」

創業者である中脇裕美が役場勤務をしているとき、西土佐の特産品開発の特命を受けました。そのときにできたのが「いちごようかん」と「山間米」です。西土佐地域のモノに光を当て、地域が元気になるようにと、公務員として販路拡大を進めていましたが、公務員には移動があり、命じられるとこの事業に携われなってしまいます。中途半端な状態で後任に引き継がせたくない!これからも自分でやるしかない!と一念発起して、役場を早期退職。その後、「四万十の山問屋山間屋」を創業します。

小さなケーキ屋さんの外観

営業を続けて行く中で、これからは「地産外商」が重要と考え、流通しやすい商品を目指し、加工品を開発。それが「四万十ゆずのドレッシング」と「四万十ゆずの焼き肉のタレ」。現在も販売を続ける息の長い商品となっています。そして西土佐で獲れた、産品を1つは必ず使うことをコンセプトとしたケーキ屋「ストローベイルSANKANYA」を開業。西土佐の良心市であった「ふるさと市」の隣のワラと漆喰でできた小さなストローベイルハウスに開いた小さなカフェでした。

ケーキを売るスタッフ

2016年に、「道の駅よって西土佐」が開業する際に、テナントに入ることになり、新生ストローベイルSANKANYAが誕生します。このタイミングで、三男の夢之進が山間屋の事業を承継していくために、山間屋の仕事に従事することをはじめました。 山間屋は西土佐の地域のモノを使い、西土佐のモノに光を当てていく、西土佐の山問屋を目指しています。地域を衰退させたないよう、地域と一緒に事業を続けていく。その思いは、始まったときから変わっていません。そのためには、いろいろと変化を続けていく必要があります。ですが、西土佐と共に生きていく思いは、これからも変わりません。

この地域で50年、100年、その先も続けていける企業に成長を続けたいと思います。